-
東京の都市計画の歴史
2026年10月23日(金)卓話実施日:2026年10月21日(水)
卓話タイトル:東京の都市計画の歴史
卓話者:青山 佾 様
所属:元東京都副知事・明治大学名誉教授
【100年前の都市計画が、今の東京を支えている】
本日の東京世田谷ロータリークラブの卓話は、
東京都の副知事も務められた都市政策の専門家である青山 佾様をお招きし、
「東京の都市計画の歴史」についてお話しいただきました。—
東京は世界有数の経済規模を誇る大都市圏ですが、その発展を支えてきたのが、実は100年以上前に描かれた都市計画だそうです。
1923年の関東大震災後、後藤新平が構想した「環状道路と放射道路」のネットワーク。
現在の環七、環八、首都高速中央環状線、外環道、圏央道などにつながる都市構造が、東京の交通や物流を支えています。
特に印象的だったのは、圏央道の整備が進むことで、東京圏の物流ネットワークが大きく変わってきたというお話。
私が関わる新木場の土地についても、改めて考えさせられました。
道路網が発達し、物流の仕組みが変化しても、東京という巨大な消費地に近く、
湾岸エリアに位置する新木場の物流拠点としての重要性は、これからも変わらないのではないかと思います。
そして、もう一つ興味深かったのが、リニア中央新幹線による都市構造の変化です。
将来、品川から甲府まで約20分で結ばれるようになれば、
甲府も一気に東京の通勤圏になるかもしれません。私が勤めるちぼりも山梨県に支社や工場がありますので、
そう考えると、働く人の採用や企業の立地など、これまでとは違った可能性が生まれてきそうです。
今回のお話で一番心に残ったのは、100年前の先人たちが描いた構想が、今の東京を支えているということ。
都市計画は、成果が出るまでに何十年もかかる仕事です。
だからこそ、今の課題を解決するだけでなく、50年、100年先の街をどうつくっていくのか。
不動産にも関わる立場として、そんな長い時間軸で街の将来を考えることの大切さを学びました。
青山様、本日は貴重なお話をありがとうございました!
また、このような機会を作って頂いた玉田会員にもお礼申し上げます。
※高井会員のご了承を得た上でSNS投稿記事から引用しました。





