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「DX時代におけるリカレント教育」
2025年01月22日(水)卓話実施日:2025年01月22日(水)
卓話タイトル:「DX時代におけるリカレント教育」
卓話者:福重 秀文 様
所属:宮崎大学 特別教授
【デジタル変革をしなくては!】
今年初の世田谷ロータリークラブの卓話は、宮崎大学特別教授で情報・ネットワーク系のシステム開発
のプロフェッショナルである福重秀文先生に「DX時代におけるリカレント教育」
というテーマでお話しを頂きました。日本のデジタル人材不足は私達にとって大きな課題であることを教えて頂きました!
以下、メモをまとめると
①大学の役割と課題
大学の役割が研究機関からマネジメントを通じて価値を上げる方向に変わっている。
特に少子化による18歳人口の減少(これから10年で10万人が減る)が大学経営に影響を与えており、
外部資金や企業との連携が重要となっている。②デジタル化とDXの違い
デジタル化は企業の機器やクラウドの利用を指し、DXは組織全体の変革を意味する。
多くの企業がこの違いを理解しておらず、DXの本質的な変革が求められている。
経営者はデータ解析を通じてイノベーションを促進する必要。③ 日本のデジタル人材不足
「世界デジタル競争力ランキング」では、2024年に日本は67カ国・地域中31位。
日本はデジタル技術の順位が低く、デジタル人材が不足している。教育と企業研修の強化が必要。といったことをお教え頂きました。
経営者として、自分自身がもっとこうした知識をつけ、活用に積極的でなければいけないこと、
裏を返せばそこにチャンスはあると感じました。また、以前より大学側で企業に門を開いているところもあるようなので、
そうしたネットワーク作りにも関心を持ちたいと思います。福重先生、この度は貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました!
また、ご紹介を頂いた香野さんにも感謝いたします!!
※こちらの内容は当クラブの高井宗也会員のSNSの記事から、御本人の了承を得た上で転載しています。